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会員の先生方の日常診療を向上させるため、各科専門的な内容や、医科・歯科連携した講演会を開催しており、現場ですぐに役立つ実践的であると、地域医療を担う先生方にとても喜ばれています。

2019-11/24

医科「在宅医療点数セミナー」を開催

〔講師〕千葉県保険医協会事務局主任 川井貴裕氏
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当会は11月24日大分市内にて、医科の「在宅医療点数セミナー」を開催しました。
 在宅医療に係る診療報酬請求は、当会に寄せられる質問の中でも特に多く、改定のたびに請求内容が複雑化し、会員医師をはじめ請求業務に携わるスタッフにとって悩みの種となっています。
 今回の講師は千葉県保険医協会事務局主任の川井貴裕氏。川井氏は全国保険医団体連合会(保団連)の社保・審査対策部の小委員も務めており、保団連が発行している「在宅医療点数の手引」の編集を手掛けています。当日は、会員医師、看護師、スッタフなど36名が真剣な眼差しで川井氏の説明に聞き入りました。
【セミナー】
 川井氏ははじめに、在宅医療に係る点数算定をわかりにくくしているものとして、①「医師、看護師等の職種の違いにより、同じ医療行為を実施しても算定方法が全く異なる(誰が注射処置を行ったか等)」、②「診療人数により点数が異なる(同一建物居住者、単一建物診療患者)」、③「患者の状態により算定点数や要件が異なる(末期がん難病等患者の訪問回数制限解除など)」の3点をあげ、それらを踏まえたうえで点数算定に際しては、〇「患者がどこに住んでいるのか(一軒家、集合住宅、施設など)」、〇「患者の年齢(高齢者であれば介護認定を受けているか)」、〇「どのような病気か(認知症などの加齢に伴うものか、末期がんか、難病なのか)」、〇「医学的管理はどのようなものが必要か(経管栄養の有無、酸素は必要か、褥瘡の状態など)、〇「処置や注射等は必要か(注射等は誰が実施するのかなど)」などの確認が必要であると解説しました。
 続けて、「往診料」と「訪問診療料」の違いなど基本的事項の解説から、「同一建物居住者と単一建物診療患者」「在宅における注射・処置の算定」「医療保険と介護保険の給付調整」「在宅医療指導管理料の留意事項」などについて実例を交えながらわかりやすい解説が行われました。

2019-11/09

「憲法の未来について」語る
木村草太氏 講演会

〔講師〕首都大学東京教授 木村草太氏
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当会は、11月9日に開催した第36回大分県保険医協会定期総会に際して記念講演会を開催しました。
 今回の講演会講師は、首都大学東京教授の木村草太氏。わかりやすい語り口調で「憲法の未来」について講演しました。会場には一般市民も含めおよそ100名が熱心に木村氏の話に耳を傾けました。
 はじめに木村氏は国家権力の三大失敗とされている「戦争」「人権侵害」「独裁」について、それぞれが今の日本国憲法にどのように反映されているかを説明。その後「自衛隊と憲法」「あいちトリエンナーレ問題」「夫婦別姓訴訟と同性婚訴訟」の3つのテーマごとに自身の考えを述べました。
 その中で現在安倍総理が意欲を示している「9条への自衛隊の明記」について木村氏は、「国際法違反の武力行使はできない」「改憲の争点は集団的自衛権の取り扱いであり、集団的自衛権の解釈について改めてきちんと議論する必要がある」「改憲の発議を行うのであれば、争点を明確にしたうえで国民にわかりやすく説明すべきである」などと9条への自衛隊明記に対して警鐘を鳴らしました。

2019-12-13~14

「過去・いま・未来」これからの医療をデザインする

― 保団連 第34回 医療研究フォーラムに県下から多くの会員が参加 ―

 今年で34回目を迎える保団連主催の「医療研究フォーラム」が、10月13日(日)から14日(月・祝)の2日間、大阪市内で開かれました。開催日の前日に東日本を中心に甚大な被害をもたらした「台風19号」が日本に上陸するなど、あいにくの悪天候の中、全国から医師・歯科医師、事務局、一般市民、報道関係者など、総勢816名が大阪市に参集、当協会からは、賀来進副会長(保団連理事)をはじめ、12名の医師・歯科医師、事務局員が参加しました。
 初日は、各県下の小・中・高の学校を対象に行った共同調査「学校健診後治療調査」の結果報告と医師であり作家でもある海堂尊氏の「医療エンタメとリスクヘッジ」と題した講演会が催され、2日目は分科会・ポスターセッション、シンポジウムが開催されました。
 「学校健診後治療調査」では、学校の健康診断で医療機関を受診するよう指摘された生徒のその後の受診状況等についての調査結果が報告され、医科では「経済的な理由により眼鏡のレンズを変えられない」などの実態が報告され、歯科では回答が寄せられた全国の学校の3割近くにいわゆる「口腔崩壊」(むし歯が10本以上あったり、根っこしかない未処置歯があるなど咀嚼が困難な状態)の生徒がいる可能性があることが報告されました。
 また、2日目の分科会・ポスターセッションでは、医師・歯科医師から日頃の診療における工夫・研究の成果などが発表され、大分県からは安東歯科医院(大分市明野)院長の安東俊介先生が、自らの研究成果である「石膏シリコーン連合印象法による下顎無菌顎高度顎堤吸収症例における総義歯作製法」について発表されました。
 また、シンポジウムは、「731部隊とは何だったのか あらためて医の倫理を問う」「輝け!いのち 自分らしさを求めて・・・『LGBT』を知る」「開業医がいきいきと働くために」の3つのテーマで開かれました。
同フォーラムの来年の開催地は岩手県。多くの会員の参加を募ることとしています

安東俊介先生発表
石膏シリコーン連合印象法による下顎無菌顎高度顎堤吸収症例における総義歯作製法

(訪問診療編)
〔発表者〕安東 俊介(歯科) 安東歯科医院
〔共同研究者〕安東 美幸(歯科) 安東歯科医院
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 【緒言】
 総義歯製作は、対象年齢の高齢化に伴い高度歯槽骨吸収等の出現で難症例が増加している。特に訪問診療における総義歯の製作は「診療回数の少なさ」と「装着後の調整回数の少なさ」が必要である。しかし、従来の製作法では「製作過程の回数の多さ」や「装着後の調整の煩雑さ」が問題点として挙げられている。今回、従来法の改善した印象から装着まで3回で終了する石膏シリコーン連合印象法による「下顎総義歯製作法」を報告する。
【方法】 製作過程:
《1回目》 ①石膏シリコーン連合印象法
      a)石膏印象 b)シリコーン連合印象 c)模型作製
 d)下顎人口歯排列位置決定用シリコーンパテ作製 e)咬合床作製
《2回目》 ②顔弓計測 ③咬合器付着 ④咬合採得 ⑤人口歯排列 ⑥重合・研磨
《3回目》 ⑦下顎最終調整・装着
【結果】
 石膏シリコーン連合印象を使用した訪問診療の「下顎歯槽骨高度吸収症例」において3回法で総義歯を作製した。
【考察】
 本製作法の特徴は①既製トレーを使用しないこと、②無圧印象材である石膏を採用したことにある。
 理由は「既製トレーの形態」と「顎堤吸収の著しい下顎無歯顎の形態」は著しく異なっており、教科書的に重要事項である既製トレーの選択が非常に難しいことにある。我々はこの理由を調査するため「石膏シリコーン連合印象法によって作製した模型」と「既製トレー」で「前後径」と「幅径」を計測し、その差を検討した。
 この結果、「前後径」に著しい差を認めた。このため、「既製トレー選択の難しさ」が義歯の形態安定に影響し、その解決の為に熟練の技と繁雑な過程、時間、治療回数をかけることが必要になっている。
【結論】
 保険制度の改革に伴い、患者の早期退院を可能にするため「退院後を見据えた摂食咀嚼嚥下機能の回復と保持」が大切になってきている。
このため、より簡便な方法で維持・支持・安定の良い総義歯を作製することが大切であると考えている。

2019-10-06
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2007年4月からの医療法の一部が改定され、無床診療所や歯科診療所を含むすべての医療機関に医療安全管理指針策定等医療安全管理が義務化されました。職員に対して年2回程度実施が必要な医療安全管理・院内感染対策の研修会を実施しています。

2020-2/27

「医療安全管理・院内感染対策セミナー」を開催

〔講師〕大分大学医学部医療安全管理医学講座教授 平松和史先生
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当会は2月27日(木)、大分市内にて「医療安全管理・院内感染対策セミナー」を開催しました。
このセミナーは、医療の安全確保を目的に医療法第六条の十二に規定された医療機関従事者に年2回程度義務付けられているもの。
 今回のテーマは「医療安全と感染対策の動向」。講師は大分大学医学部医療安全管理医学講座教授の平松和史先生。感染拡大が危惧される「新型コロナウィルス感染症」を例に医療安全・院内感染対策について講演が行われました。
 セミナーでは、新型コロナウィルスの感染状況、臨床症状、検査所見、潜伏期と発症感覚、各種ウィルス性疾患の感染力などについてわかりやすい解説が行われました。
解説の中で平松先生は、新型コロナウィルス感染症の特徴として「発熱」「持続する倦怠感」「白血球数正常、好中球数正常、リンパ球数やや減少」「プロカルシトニン正常」「LDH上昇」「両側性肺炎」「インフルエンザ抗原検査や肺炎球菌、レジオネラ尿中抗原検査などの迅速検査が陰性」「キノロン系抗菌薬を投与しても改善が見られない」などの特徴をあげ、感染予防策として、患者との接触前後及び周囲の環境に触れた後などにおける「適切な手指衛生」「咳エチケットの推進」「適切な個人防護具の着脱」の遵守が何よりも重要としました。
また、未だ品薄状況が改善されない「マスク」の適応については、「咳やくしゃみなどの症状がある人」や「咳やくしゃみのある人と接触する場合」には有効としました。
最後に医療安全を維持するには、技術力・知識からなる「テクニカルスキル」及び状況認識・チームワークからなる「ノンテクニカルスキル」に加えて責任感、職業意識が重要としました。

2017-09-14

感染対策は職員一人ひとりの役割が重要!
原利宝氏 講演会
~ 医療安全管理・感染防止セミナー ~

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 当会は、9月14日(木)大分市内にて「医療安全管理・感染防止セミナー」を開催しました。
 今回の講師は、独立行政法人別府医療センター感染管理認定看護師の原利宝氏。セミナーでは、感染に関する関連法規の紹介から、感染予防対策の基本、標準予防、感染経路別予防策などについて解説がありました。参加者は110名、要旨は次のとおり。
【医療関連感染について】
 病院内で感染したものだけを指す「院内感染」に対して、病院内、長期療養型医療施設、外来診療、在宅医療など、あらゆる環境において医療提供に関連して感染したものとして「医療関連感染」と定義。この医療関連感染の要因としては「伝染性病原体の院内持込」「標準予防策の不徹底」「医療用器具等の不適切な使用・管理」「抗菌約の濫用」「感染性廃棄物の不適切処理」などがあげられ、医療関連感染を起こしてしまった場合には、病院側には対策に掛けるコストの増大、風評被害、病棟の閉鎖などが考えられ、患者側には入院期間の延長、ADLの低下、満足度の低下などが想定され、訴訟問題にも発展しかねない。
【標準予防策について】
 感染予防対策の基本は「標準予防策」の遵守であり、その主な項目は「手指衛生」「個人防護具の使用」「呼吸器衛生/咳エチケット」「患者に使用した器材や器具の処理」「患者周辺の環境整備及びリネンの取り扱い」「患者配置」「安全な注射手技」「特別な腰椎穿刺手技のための感染対策」「血液媒介病原体曝露予防」など。
【手指衛生について】
 手指衛生で意識する部位は、手のひら、指先、手の甲、指の間、親指、手首。WHOでは手指衛生の5momentsとして「患者に触れる前」「清潔・無菌操作の前」「血液・体液に曝露された恐れのある時」「患者に触れた後」「患者周辺環境への接触後」を示している。手指衛生遵守率を上げるためには、手指衛生を行なうためのアクセスの利便性を図ったり、石けんや擦式アルコール製剤の消費量のモニタリング、現場での観察、継続的な教育、ポスター掲示が効果的。また、細菌が定着しやすくなる手荒れの予防にも注意を払う必要がある。
【個人防護具】
 医療従事者と患者を感染から守るための手袋やマスク等の「個人防護具」の着脱に際しては、着用は「手指衛生」→「ガウン・エプロン」→「マスク」→「ゴーグル」→「手袋」の順に行い、外すときは「手袋」→「手指衛生」→「ゴーグル」→「ガウン・エプロン」→「マスク」→「手指衛生」の順に行なうことが重要。
 セミナーでは、その他に「呼吸器衛生・咳エチケット」「安全な注射手技」「血液媒介病原体曝露防止」などについても解説があり、まとめとして「標準予防策は職員全員が理解すべき重要な感染対策である」ことと「近年、耐性菌が世界的な問題となっており、適切な感染予防・管理が求められている」としてセミナーは終了しました。

クリニックに必要な、労務管理の基礎、労働保険・社会保険制度の概要と諸手続き、並びに取り組みやすい助成金制度についてなど、パワーポイントをメインに解説を行い、実務に役立つ労働保険手続きテキスト・雇用管理テキストを配布しています。

2012-05-19

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開業医の先生方にとって診療報酬の改定内容は、日常診療の保険請求事務をスムーズに行うために欠かせない情報です。診療報酬が改定されるたびに、一日も早く正確な内容と解釈をお知らせするために、医科、歯科別に改定内容をわかりやすく解説したテキストを発行し、県内各地で新点数説明会と、運用上の疑問についてのQ&A説明会を実施しています。

2012-03-12

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